あまり迷わない


 前回の丸花瓶を、違う角度からパチリ。

家の下から雲のようにのぼっていくのは、白い階段。空に向かって、のびていきます。

 一度として同じ作品ができないので、毎回毎回、新しい気持ちで向かいます。どんな色がでてくるのか、どの色を残すのか、あまり迷うこともなく、一瞬で決めていきます。その方が、私にはきっと合ってる。

ほんの数秒時間をかけたばかりに、必要だと思っていた色が飛んでしまうこともありますが、すぐに切り替える。もっといい色がでてくるかもしれない。

 そうやって、つくっていきます。n