大きな器

　今日大作氏に伊勢丹へ持っていってもらった、大きな器。大きなといっても直径は10㎝ほど。人によっては小さい器かも知れません。「うみ、たてもの、とり」、今回の作品たちにでてくるものです。海を隔てて、特別な日に、鳥たちが姿は見えなくても、何か会話をしている、そんな風景を描きました。自分のつくった物が、手元からはなれていくのは少しばかり寂しい気持ちになります。でももし誰かが、コーヒーでも飲みながら部屋の片隅で眺めてくれるなら、その方がずっといいだろうなと思います。

　明日は伊勢丹でお店番です。今日は大作氏。うまく新宿駅を通り抜けられるか不安です。n