すいてき

橋村大作
橋村大作

 

 写真は、水滴。書道の時、墨に水をほんの少しずつ足すのに使います。形はポッタリとしていいなあと思いますが、水の出方に今後の改良がまだ必要。

 文字をゆっくりと書いてみたいなあとこの頃思います。今まで知らなかったような字体があることも知ったし、お習字の道具は美しいものがあることも知ったし、自分の身近にあるといいものだなあと思います。

 大作氏は今春に向けて、透明なグラスづくり。ガラスのそのままの姿を見せることは、とても難しい。限られた表現のかなで、自分をみせる。そういう、でもシンンプルな思考の中で生きていける私たちは幸せなのかな、とふと思います。世の中は本当はたくさんの不本意な思いで満ちている。n