冬の木々の中にて

橋村野美知
橋村野美知

 日曜日の鬼子母神、風もなく穏やかな良い日でした。朝からびっくりするような混雑。懐かしい人たちの顔もちらほら。つくっている私は心細いものですが、見てくれる人たちと話しながら、心細さは消えていきます。直接話せる機会はやっぱり必要ですね。また少し暖かくなる頃、作品を持っていきたいなあと思います。今回は年の瀬ということもあって鏡餅、あっという間になくなりました。もっとつくれば良かったかなと大作氏。辰もなくなりました。そして何故だか今年の干支のうさぎも盛況。ありがとうございました。

 鬼子母神のよいところは、見上げるとどこでも木があること。一日土の上で時々木を見上げて過ごすだけで、気持ちもだいぶ温かくなりました。冬の木々たちありがとう。

 写真、大きな丸花瓶の一部。cafe du graceにて展示中です。n