HAKU 大鉢とあじさい

橋村大作 HAKU 大鉢
橋村大作 HAKU 大鉢

 

 暑いですね。暑さの中で枯れていくあじさいが、今年は何故かとてもきれいです。大作氏のHAKUの大鉢に水を張って浮かべてみました。径は22cmぐらい。黒い色が背景になって、なんだか一枚の絵のようです。「やっぱりガラスは透明が一番。」とつぶやきながら昨日も帰ってきましたが、色とガラスの見せる不思議も、とてもきれいです。この黒はまるで絵の具を刷毛でバサッと塗り込んだようにも見えます。

 いよいよ夏本番となって、仕事も少し一段落です。もうしばらくすると極楽寺ガラス工房の窯の火も止まって、吹きの仕事はお休みです。そしてできなかったことを色々、やらなくては。寒い季節へむけての作品の構想も練ります。昨日クリスマス展の企画書がきました。心だけでも寒い冬へ飛んで、夏を過ごします。n