草と

 壁の隙間にはえていた小さな草を引き抜いて、大作氏のCRACKの何でしょうか、何か不思議な形をしたガラスに挿しました。底がなく、水が入れられなかったのですぐに出しましたが、上から見るとなんだか透明な苔玉のように見えます。きれいです。

 そう言えば大作氏は苔が好きだったような気がします。私は壁が好きです。このところ2人とも迫りくる展示会の数々に押されて、常に半パニック状態。けれど2人でパニックに陥っても良いことはないので、なんとか平静を装ってはいます。出来ることしか出来ない。そう、大作氏が昨日つぶやいていました。n