冬の公園へ

　青空の下公園で一日、子らと遊びました。冬は木も草もすっきりとしていて、色々な物を見つけやすいです。下の子が袋にいっぱい、スズカケの実を拾っては入れていました。「これどうするの？」なんてつまらない質問をついしてしまいましたが、これは宝物、と言っていました。たぶん明日には忘れてしまうのかもしれない宝物ですが、それでもよし。ある日思い出して、これどうする？と言ってお兄ちゃんが何か作り出すのではないでしょうか。

　石の上にきれいな赤い実がのせてあったり、木の手すりの上に何かの種がたくさん並べてあったり、枝が山のように積まれてあったり、どこかの子供たちの残した形跡が、静かに残っています。それを見て、子供っていいなと思います。無心で集めてみる、飾ってみる。こんな日に家でゲームをしてる子、勉強をしている子、絶対に反対です。n