CRACKから連想するもの

CRACK 花器
CRACK 花器

 これはいつも大作氏がつくっている透明なCRACK。この無数のヒビを、寒くなってきた部屋の中でじっと見ていると、昔住んでいた小樽の雪の中の日々、思い出します。寒いけれど、街の明かりはほのかにオレンジ色をしていて、見上げると気持ちも暖まりました。街のあちこちにはおいしいコーヒーの店があって、ブーツを履いて出かけていきました。一番のおすすめは駅前にある「ろーとれっく」。特別においしいコーヒー、湯気のたつカウンター、静かに働く女性たち。憧れて少しだけ働いたこともありました。

 CRACKに戻りますが、ギャラリー坂に作品少し置いていただきました。お近くへ行かれるときは、どうぞお立ち寄り下さい。n